■導入前の課題
長野県高森町にある株式会社協和精工 様は、負作動ブレーキや精密機器部品加工製品を生産する企業です。
その中でも電磁マイクロクラッチ、ブレーキはお客様のニーズに対応したオーダーメイド製品であり、
OA機器、ロボット、省力化機器、自動車等、幅広く使用されています。それに関連した新規ブレーキの開発にも挑戦していらっしゃいます。
創業は昭和41年。
自動制御機器の加工、組み立てから始まり、生産管理システム導入を本格的に検討し始めたのは2014年頃だそうです。
それまでは、計画を立てるのも手作業で行い、製品の進捗状況も担当者が各自で確認しなければならない状況であったため、入力作業に半日以上の時間をかけていたそうです。
その状況を打破すべく新システムの導入のプロジェクトが始まりました。
■i-PROWシリーズ選定ポイント
機能が充実しており現場主義の管理システム
カスタマイズの柔軟性。お客様それぞれが考える生産管理の役割とは
協和精工様は、他のシステムに既に決定していたが、i-PROシリーズの見積から会計までシステムを通して行える「一気通貫の機能面」や、「カスタマイズの柔軟性」、「安価なパッケージ価格」に魅力を感じていただき、急遽予定を変更してi-PROシリーズの導入を決定していただきました。
本製品は、生産管理のコンセプトがしっかり固まっており、なおかつ、お客様がどのように管理を行っていくかを業務フローに沿った製品に仕上げることができる仕様となっております。
■導入効果
業務効率の向上。所要時間も激減
管理方法を改善し、独自のシステムで管理改善に直結。
システム導入当初は、運用の教育にも苦労をされたとのことです。
試行錯誤を繰り返し、幾度かの失敗を経て協和精工様は現在のシステムの運用形態にに辿り着いたそうです。
i-PROシリーズが今では職場の隅々にまで浸透し、機能面においてもさらなる改良を加え、業務効率化に大いに貢献しているというお言葉をいただきました。在庫や工程管理が適正化され、導入前の課題であった入力業務においても、最近は業務時間内に入力や進捗管理が行えるようになり、計画立案は受注入力とともに計画が立案されるので大幅な時間短縮も可能になったとのことです。
■機能面について
内示の対応の仕方が変わった!
導入前は紙ベースから自ら計画を手入力していてそこから作業指示書を出していたが、今は、内示情報を入力するだけで反映されるので、計画立案できてかつ、隙間なく作業指示が出せるようになったとのことです。
■DigitWorksに一言
細かいところにも対応していただいております。
今後も改善要求等も上がってくる部分ではありますが、DWさんの今後の働きに期待しております。
株式会社協和精工様、今後も末永くサポートさせていただきます。
【導入実績】株式会社協和精工様
設立:昭和41年7月
本社所在地:長野県下伊那郡高森町山吹1646-5
取扱製品:■負作動ブレーキ(ロボット用・自動化機械・医療機器・車椅子等)
■精密機器(医療機器・半導体製造機器、省力化機器・防災機器)の部品加工
■精密機器組立(医療機器・防災機器)
従業員数:185名