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決算期には可視化機能で分析を!

製造業における見える化・可視化の重要性イメージ画像

表やグラフ入りの資料やプレゼンは説得力アップ!

弊社の所在地である長野県は、全国的に見ても製造業の割合が多いのですが、
その根拠となるデータを検索していたところ、経済産業省のサイトで、
官民ビッグデータを集約し可視化する「RESAS(リーサス)」というサービスを見つけました。

ご存知の方も多いと思いますが、
各種資料を作成するのに具体的なデータは欠かせませんから、このサイトは大変活用できます。

地域経済分析システム(RESAS:リーサス)とは

地方創生の様々な取り組みを情報面から支援するために、経済産業省と内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局が提供しているシステムのことです。
RESAS(リーサス)公式サイトより引用

RESAS
各種統計資料を「見やすく、わかりやすく」したサービス「RESAS」

RESASでは、地域経済や企業活動、産業、観光などのデータについて誰でも見ることができます。
さらに、学校などの教育機関向けのコンテンツ提供も充実しています。

教育機関向けに授業モデルを提供

RESASには、「データに立脚して問題解決する能力を育むためのRESASを取り入れた授業モデル」が何パターンも掲載されていて、データから情報を収集する力、また課題を発見する力、また分析する力などの情報活用能力を養うことに活用できそうです。

RESAS
RESASを用いた授業モデルのヒントが得られる

ある事象について仮説をたててデータを調べ、現状と突き合わせてみて分析した結果を、論理だてて人前で発表する、なんていうスキルがこれからの時代には必須となることでしょう。

可視化とは

ところで、「見える化」とか「可視化」という表現ですが、Weblio辞書によると、その「可視化」とは、目に見えないデータや事象を目に見える状態にする行為のことを意味する表現であるとのこと。

Excelのスプレッドシート上に表示される数値をただテキストデータで見ているだけではイメージできない事象も、円グラフや折れ線グラフなどのビジュアルで表現されていると分析にも役立ちます。
まさに最近よく聞く「データの可視化」です。

RESASサイトの使い方は慣れれば意外と簡単!

ちなみに、RESASの画面操作は慣れるまで少々とまどいますが、調べたいジャンルや分析方法、比較対象などの選択を順にやっていけば、すぐにグラフ形式でビジュアル化してくれます。

折れ線グラフや構成比円グラフなどが色別で瞬時に出現!

今回、長野県と大阪府と沖縄県の「金属製品製造業」における「製造品出荷額等」を調べてみたところ、色別で凡例がつけられた比較グラフが一瞬で作成されました。

やはり大阪府の出荷額はケタが違いますが、長野県はわずかながら右肩上がりになっていることが分かります。

RESAS
3県の比較折れ線グラフ

裏では膨大なビッグデータが!エクセルcsv形式でダウンロードも可

Excel形式でダウンロードできるようでしたので解凍してみると、長野・大阪・沖縄の3県のデータだけではなく、北海道から沖縄まで全国の各年のデータがExcelのcsv形式ファイルで表示されました。
この膨大なビッグデータが裏で動いていて、ここから必要な情報だけが瞬時にWEB上でグラフ化されていたようです。

ダウンロードして解凍したcsvファイルをひらいてみたところ

「可視化」は大事!

このように、Excelシート内の数字の羅列だけではピンとこないデータも、折れ線グラフや棒グラフ、円グラフなどになるとスッと頭に入ってくるから不思議です。

分析や報告書をまとめる際にも「可視化」ってとても大切だということが分かります。

弊社の生産管理システム「i-PROWシリーズ」にも「見える化」機能が搭載されており、月末や期末などには会社全体の状況を見るのに大変重宝していただけます。

売上分析、購買分析、販売分析にも「見える化」機能

ここからは、弊社営業担当者に、生産管理システムi-PROWの「見える化」機能についてインタビューしてみました。

弊社の営業担当者へのインタビュー

デジットワークスの営業担当Iさん、製造業のお客様において、「見える化」機能をどのように活用すべきか教えてください。

製造業における「データの可視化(データを見える化)」は必要不可欠だと思います。
まず第一に、生産プロセス全体を把握しやすくなります。生産ラインや工場の稼働状況、品質管理の情報などをリアルタイムで把握することができます。
例えば、機器の故障や生産ラインの停止などが早めに把握できれば、異常や問題が発生した際に早期に検知し、迅速に対処することができます。
生産過程での品質データや検査結果をモニタリングすることで、品質問題を特定して改善策を講じることができるので、製品の品質管理にも役立ちますね。

特に決算の時期などは、売上分析機能を使って視覚化した資料が欠かせません。i-PROWは、エクセルのピボットテーブル(クロス集計)と同じく、ドラッグアンドドロップ操作で簡単に見たい数字をクロス集計でまとめることができますので、データベースを色々な角度から分析できます。

売上分析機能

なるほど。エクセル形式でも出力できるのは便利ですね。
データの可視化により、生産効率を向上させるための情報を得ることができるということですね。

そうです。可視化により、例えば、生産ラインの稼働率や停止時間、作業員の生産性などを分析し、改善点を見つけることにも役立てることができます。
i-PROWなら以下のように、製品ごとの動きや、得意先の動きなどをグラフ化して見ることができるので、改善策や戦略をたてることができます。

販売関係を分析して「見える化」

データの「可視化」は決算月だけではない!

なるほど!やはり月末や期末などの総まとめ資料としても数字を「可視化」しておくことは大切ですね。3月に決算期を迎える企業様も多いですからね。

はい。決算月だけでなく、データの可視化は常に意思決定をサポートする重要な情報源となります。製造業における戦略的な意思決定や運用計画を立てる際に、データに基づいた分析は不可欠ですからね。

購買分析機能

ほぉ~。ひと口に「見える化」機能といっても、売上、販売、購買、と色んな視点や切り口が用意されているんですね。
やはり、製造業の多い長野県において、実際に製造業社様との協同開発からスタートしたシステムならではの良さがありますね。

はい。RESASで調べたところ、以下のように、2016年の売上高(企業単位)においても長野県は全国平均より上回っています(左、水色部分)。

私どもは日々、中小製造業社様のi-PROW(アイプロダブル)シリーズ利用をサポートしながら、現場の声に寄り添えるよう社内にもフィードバックし開発に反映しています。

信州・長野県は製造業がさかん!

このように、製造業のさかんな長野県から全国に生産管理システムをお届けしていますので、
今後導入を検討されている企業様にもぜひ生産管理システム「i-PROWシリーズ」の「見える化」機能をご覧いただきたいと思います。
リモートでデモ画面をお見せできますので、全国津々浦々から無料デモのご予約をお待ちしております。