来る2023年10月19日(木)~21日(土)に開催されます「諏訪圏工業メッセ2023」に私たちDigitWorks(デジットワークス)も出展させていただきます。
今日は出展のための「PR動画」が完成いたしました!
今回の紹介動画でPRしたかった点は、弊社は長野県長野市において2005年より、長野県内の製造業企業様と生産管理システムの協同開発を行なってきたという点です。
協同開発というベースがありますので、製造業の現場に寄り添ったシステムになっており、またシンプルだからこそカスタマイズが可能になっているという点を動画内でアピールさせていただいております。
長野県は製造業の割合が全国平均より多い!
今回、自社製品紹介動画を作成するにあたり、今一度「諏訪圏」の特長や「長野県における製造業」という点について考えてみました。
以下は、「諏訪圏工業メッセ」のコンセプトです。
NAGANO・諏訪圏には、切削・プレス・電子・金型等特徴ある超精密・微細加工技術を有する中小企業の集積と豊富な地域人材OBといった“強み”があります。この“強み”を活かし、「世界のSUWAブランド」を目指して地域が一体となった取り組みをしています。この取り組みのひとつが、SUWAの地にものづくり企業・団体が一堂に会する工業専門展示会「諏訪圏工業メッセ」です。
(諏訪圏工業メッセ公式サイトより引用)
そこで経済産業省RESAS(地域経済分析システム)を使って「製造業の売上高(企業単位)長野県と全国比較(2016年データ)」を調べてみたところ、長野県は全国平均に比べ、製造業の売上構成比割合が多いことがあらためて分かりました。
以下が、経済産業省RESAS(地域経済分析システム)から引き出したデータをもとに作成した構成比グラフです。
この結果は、運搬手段として大きな役割を果たす天竜川をはじめとする長野県内の豊かな自然環境や豊富な労働力により、養蚕を含む機械製糸が、岡谷や諏訪地域で盛んだったことに由来するようです。
諏訪地域は「東洋のスイス」と呼ばれるほどの工業都市だった
岡谷と隣接する諏訪地域はかつて時計をはじめとする精密機械工業の地として有名になり、諏訪地域全体が「東洋のスイス」と呼ばれるほどの工業都市になっていったのですが、そのきっかけとしては、
1920年代の大恐慌を境に製糸業が衰退し、製糸業に代わる企業誘致が進められました。その甲斐あってか、製糸工場跡地など工場適地もあることから、戦争疎開により多くの企業がこの地に立地しました。もともと、製糸機械の保守・修理、バルブの製造など機械工業の素地もあったことから、多くの企業がそのまま定着し、この地の産業を支える存在となりました。
(産業のまちネットワーク推進協議会HPより引用)
という背景があったようです。
その後1970年以降の日本経済の低迷や、海外の生産技術力との競争など、地域中小企業にとっては厳しい局面を迎えます。
ですが、元来この地域にはハングリー精神のある経営者が多かった事もあり、自分たちの技術を磨きお互いに切磋琢磨していきながら、現在の卓越した技術基盤を確立してきました。(参考:産業のまちネットワーク推進協議会HPより)
その諏訪・岡谷等6市町村と諏訪圏ものづくり推進機構を中心に、企業の横のつながりを重視し、複数の企業の強みを持ち寄り、融合することで高付加価値を付与する「企業間、また産学官の連携」を強化することを目的として、地方では最大級の展示会であるこの「諏訪圏工業メッセ」が2002年から開催されるようになりました。
そうした歴史ある展示会に今年も我々は参加させていただきますので、長野県内外の企業様とより一層デジタル化の面で連携できればと思っております。
生産管理システムをぜひ体験しに来てください
今年の「諏訪圏工業メッセ2023」が開催される岡谷市内には、一次加工から最終の表面処理まで多彩な業種の企業が立地しています。
諏訪圏工業メッセにお出かけの際はぜひこの雄大な諏訪湖にも立ち寄ることをおススメいたします。
なお、動画作成につづき、今回のイベントでは、実際に弊社の生産管理システムを操作していただけるようデモ機を設置し、体験できるブースにしようと展示物やノベルティなども企画中です。
情報収集、商談、交流の場として、ぜひ足をお運びください。
- 諏訪圏工業メッセ開催日
- 2023年10月19日(木)~21日(土) 09:30~16:30
※最終日のみ16:00終了となっております。 - 会 場
- 岡谷市民総合体育館(岡谷市南宮3-2-1)、テクノプラザおかや(岡谷市本町1-1-1)
(アクセス・駐車場) - 弊社ブース
- ブース番号 183
多くの皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。