全社一体となって「見える収益管理」を!
「収益管理」と聞くと、経理部門や経営層だけの話のように感じるかもしれません。
しかし、ものづくりの現場でも「見える化された収益管理」は今や欠かせないテーマです。
例えば、受注した製品が最終的に「いくら儲かったのか」。
この問いにすぐに答えられない企業は少なくありません。
その理由のひとつは、「原価の把握が難しい」こと。
材料費・外注費・工数…複数の部門にまたがる情報を手作業で集めていては、どうしてもリアルタイム性に欠けてしまいます。
現場が把握している実績と、経理がもつ会計上の数字が一致しないというケースもよくあります。
そこで鍵となるのが「見える収益管理」です。
つまり、製造単位で原価と売上を紐づけ、儲けを“見える”状態にすること。
この仕組みを社内に持つことで、次のようなメリットが生まれます。
- 利益率の高い製品の把握
- ロスやムダの早期発見
- 現場改善の根拠になるデータを獲得
- 根拠を持った価格交渉や受注判断が可能
さらに、見える化された収益情報は経営判断のスピードを大きく変えます。
「次はどの製品を伸ばすべきか」「どの工程に改善余地があるか」などの戦略が、感覚や経験だけでなく数字に基づいて語れるようになります。
そして、収益管理を支えるのは、現場・営業・経理など各部門の「全員力」。
i-PROWはこの連携をデータでつなぎ、全社一体となった経営判断を可能にします。
「見える収益管理」というのはすなわち「見える原価管理」ということで、あらためて弊社の生産管理システム「i-PROW」をご紹介します。
i-PROWなら、集計もカンタン!
ここからは、弊社サポート部門担当者に、i-PROW(アイプロダブル)の操作性について聞いてみました。

データ集めて、表にして、グラフにして…。

実際、あちこちに点在してるデータをまとめるだけで一苦労ですしね。


ドラッグアンドドロップのマウス操作でポンっと出せます。


自由に集計できるから、「使いながら考える」っていう運用にもピッタリなんです。
また、製品ごとの歩留まりをマスタに登録することにより、
それを加味した製造指示書が出せますので、効率良い工場経営にもつながります。


「意思決定が早くなった」とか、喜びの声をよくいただきますね。

「どの仕事がいくら儲かったか」が分かるようになると。

全社をあげて数字への意識が強まった、というお声も聞いています。
i-PROWを使えば、収益管理の“精度”と“スピード”がグッと上がりますよ。

導入企業様の声
A社(金属加工)
「受注ごとの粗利がすぐに見えることにより、赤字案件を半期でかなり削減できました。集計ボタンひとつなので、現場リーダーでも迷いません。また、見積もり時点で過去の売上実績やコストの記録を参考に実際利益率を予測できるので、値引き交渉の根拠が明確に。営業と製造の“感覚差”が解消しました。」
B社(電子部品組立)
「月末処理にまる2日かかっていた原価集計が、i-PROW導入後は30分で完了。空いた時間を歩留まり改善に充てられるようになりました。棚卸し作業も、月末に2人がかりで数日は必ずかかっていましたが、今は約半日で終えられます。」
ここがポイント
- 現場担当者でも使いこなせるUI。営業サイドも会社の”今”を確認しつつ見積回答が可能。
- 経営層が欲しい指標が即座に出力。会議用資料もグラフ化で分かりやすく作成。
- 製造現場でもバーコードリーダー・タブレットでカンタン入力。負担を最小化することで、リアルタイムな状況を全社で把握。
デモ画面付き紹介
以下のスクリーンショットは、i-PROWの「見える化」に関する主要機能を抜粋したものです。
利益率確認画面 |
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製品別コスト集計画面 |
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売上集計も見える化 |
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まとめ
- 収益管理の見える化は、中小製造業がさらなる競争力を得るための必須テーマ
- i-PROWなら、煩雑な集計作業を「ワンクリック化」し、現場〜経営まで一貫したデータ活用を実現
- 導入企業からは「時間短縮」「赤字案件削減」「意思決定高速化」の声
収益管理の“見える化”を進めたいとお考えの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
オンラインデモも随時受け付けております。