1.受注業務の現状と課題
受注業務は売上を生み出すための最初のステップであり、効率と正確性が求められる業務です。
ですが件数も多く、なかなかうまく処理できていないというのも実状だったりします。
具体的には、
- 手入力による情報の入力ミス
- 製造状況の見える化
- 他部門感との連携
主にこれらが挙げられますが、今回はこれらの問題に対して活用できるツールを比較し、 自社に合った内容はどれなのかをご検討いただきたいと思います。
2.~比較してみました~ 販売管理 vs EXCEL vs i-PROW
まずは以下のように「受注管理ツール3選」の比較表をまとめてみましたので、御覧ください。
比較項目 | 一般的な 販売管理システム | Excel (エクセル) | i-PROW (アイプロダブル) |
---|---|---|---|
導入コスト | 〇 | ◎ | 〇 |
操作性 | 〇 | ◎ | 〇 |
受注情報の正確性 | 〇 | × | 〇 |
多国間対応(多言語・通貨) | 〇 | 〇 | △ |
製造状況のリアルタイム共有 | × | △ | ◎ |
カスタマイズ性 | △ | ◎ | 〇 |
複雑な業務フローへの対応 | 〇 | 〇 | △ |
エラー対応の効率 | 〇 | × | 〇 |
AIを活用した予測分析 | 〇 | △ | × |
全体的な運用効率 | 〇 | × | ◎ |
製造状況の見える化 | × | × | ◎ |
原価計算 | 〇 | × | ◎ |
上記の図の中で表現している通り、それぞれのシステムに良し悪しが存在します。
この3つの手段について、それぞれのメリット・課題を分析すると、以下のようになります。
1,販売管理システムで受注作業をおこなうメリットと課題
一般的な「販売管理システム」にも受注作業機能があり、それを使うメリットとしては、
・受注のEDI取込
・他システムとの連携
という点が便利と言えますね。ちなみにEDI(イーディーアイ)とは、Electronic Data Interchange(電子データ交換)の略で、企業間で商取引に関するデータを電子的にやり取りするシステムを指します。
その一方で、販売管理システムの課題としては、
・製造状況が見えない
・実際工数を踏まえた上で原価の管理ができない
などが、一般的な課題でしょうか。
2,Excelで受注作業をおこなうメリットと課題
では、使い慣れているExcel(エクセル)ではどうでしょう? メリットとしては、
・使い慣れているため、操作の教育が比較的用意
・フォーマットを自由自在に変更できるため、使い方の幅が広い
という優れた点がありますよね。
その一方で、課題もあるんですよね。
・データ量が増えると複雑になり、属人化の原因になる
・更新頻度が高いため、ヒューマンエラーのリスクが高い
・情報がブラックボックス化しやすい
といった問題もあるのではないでしょうか。
3,i-PROWで受注作業をおこなうメリットと課題
そこでi-PROWのご紹介になってきますが、弊社の生産管理システムで受注業務を行うメリットとしては、
・受注のEDI取込
・他システムとの連携
・製造状況の見える化
・工数を踏まえたうえでの原価計算
・機能権限による操作担当者の制限
などにおいて、Excelなどでの受注業務より優れているといえます。
もちろん、i-PROWに限らず、新しいシステムを導入すると、課題もありますよね。
・機能数が300以上存在するため習得に時間がかかる
・マスタと呼ばれる基盤のデータを構築するための準備期間が必要
といった点。ですが、もちろん弊社で精一杯サポートさせていただきます。
上記のように自社が知りたい情報がどれなのかをしっかりと理解し、方法を変えて行くことが重要です。
3.i-PROWの実際の画面にて受注機能を紹介
さて、ではこれまでのメリットのまとめとして、弊社の生産管理システム「i-PROW(アイプロダブル)」の受注機能画面をご紹介いたします。
メリット1、 CSV形式の取込が可能
i-PROWはお客様ごとのマスタを用意することでEDIからエクスポートしたデータを編集せずに取込が可能となっております。
メリット2、 現在の生産状況や在庫情報を見ながら操作可能
受注画面から分割することで生産情報をリアルタイムで確認しながら受注処理が可能です。
メリット3、 ドキュメント管理も標準装備
先方の注文書や受注に係る情報をしっかりと管理することが可能です。
i-PROWでの受注業務画面はいかがでしょうか?
弊社のシステムは、中小製造業者様にとってライセンス数を気にせずに使える、受注業務も扱いやすいシステムですので、ぜひデモ体験でその操作性を体感してください。