表計算ソフトでの管理は人的ミスも多く他部署への反映も遅い
生産管理システムの導入をお考えの会社様にヒアリングさせていただくと、社内で作成した「表計算ソフト」での「生産計画表」作成をなさっているケースをお見受けします。
例えば以下のような表です。
品番や型式ごとに、内示・受注・計画・見込み数が日付ごとに入力できるようになっており、そこから残数が求められるような数式になっているかとは思いますが・・・
「内示」と「本受注」がひもづけられていなかったために二重でカウントしてしまっていたり、他部署との表計算ソフトの連携が取れていないと、発注数にも影響してきたり・・・。
いずれにしても、「表計算ソフトへ手入力」→ そこから「工場への作業指示書を出す」、
という業務の流れができている場合、なかなかそのスタイルを変更するのは大変なことでしょう。
ちなみに受注スタイルのひとつである「内示」というのは
内示受注
「内示」というのは、正式に契約書などの書面によるやりとりがなくても、内々に取引を約束したことを示し、ほぼ同じ注文内容で確定受注することです。
各企業によっては「フォーキャスト(forecast)」とか「見込み」とも言います。
商取引のなかでは、実際の取引をなるべくスムーズに行うために、受発注の量と時期を前もって取引先に開示することが多々あります。それにより、受注側としては納期のかかる部品の在庫数をきちんと確保した上で製造できますし、作業員の配置や稼働スケジュールも管理しやすくなります。結果として納期遅延を防ぐことができるため、内示受注のやり取りが行われています。
という意味で、これらの受注数をうまく管理・コントロールすることで、余計なものを作らなくてすみます。
エクセルを脱却し、生産管理システムを導入すると主な3つの効果が
では、表計算ソフトを卒業して「生産管理システム」を導入すると具体的にどんなメリットがあるのでしょう?
上記は弊社の生産管理システム「i-PROW(アイプロダブル)シリーズ」を導入してくださっているお客様の一例です。
エクセルなどの表計算ソフトでの手入力管理を脱し、生産管理システムを導入することのメリットは主に3つ。「時間短縮」、調査工数や在庫金額などの「削減」、そして社員の意識や機械稼働率の「向上」につながります。
生産管理システムなら内示情報を入力するだけで計画立案も瞬時に
上図からも分かる通り、「1件の見込計画作成時間」が平均30分も短縮されたとの感想をいただいております。一日に数種類の製品の生産計画をたてるとしたら、「1件あたりが30分短縮」はかなりの時間節約ですし、何よりも、「余分な数の生産」をしなくて済むのは部材も人的資源も無駄にせずにすみます。
こちらは、弊社デジットワークスの生産管理システム「i-PROWシリーズ」の製品生産計画立案の入力画面です。クライアントライセンスフリーですので、1拠点での導入台数は無制限!タブレット端末などで現場からもすぐに入力ができますので、わざわざパソコン端末の前に座って、表計算ソフトをひらいて・・・といった手順が必要ありません。
「内示と受注の紐づけ」で効率よく工場が稼働!
ここからは、弊社サポート部門担当者に、生産管理システムを導入されたお客様からどんなお声を頂戴しているかをインタビューしてみました。
弊社のサポート部門担当者へインタビュー
生産管理システムを初めて導入してくださったお客様や、既存システムからの乗り換えをしてくださったお客様が、i-PROWシリーズを使いこなしていけるよう、メールやお電話などで案内をしております。
Excel上では、内示の「50」という数字は他との連携を持たないただの「数字」ですから、生産計画のほうも手動で修正しないといけませんからね。
「内示」の重要性が高い企業様にとっては非常に便利だと好評をいただき、私もサポート冥利に尽きますね。
デモ希望の方はぜひお問合せフォームからご連絡ください。